摂食症入院治療について
- BMI 14 kg/m2未満では、低体重そのものが身体合併症をきたすことがあり、また、食事量を増やした直後に「再栄養症候群」という重篤な身体合併症をきたす場合があるため、心電図モニターや定期的な採血などで身体合併症のモニタリングをしながら、治療をしていきます。
- 「治りたい気持ち」と「治りたくない気持ち」に配慮しつつ、少しずつ健康的な「治りたい気持ち」を高めていくために段階的な食事量の増量や行動範囲の拡大を行っていきます。
- 管理栄養士による栄養指導や全4回の摂食症プログラム、食行動以外の対人関係、感情などを扱ったプログラムをご用意しております。
- 体重や身体症状が一定以上に安定すれば、臨床心理士による心理カウンセリングや外泊、通学も可能となります。
- 外泊を繰り返し、食事の摂り方や身体症状、精神症状が安定したことを確認したのちに退院となります。