セカンドオピニオン外来とは
当院以外に通院中の患者さまを対象に、診断内容や治療法に関して当院の精神保健指定医が意見・判断を提供し、患者さまがご自身の治療に際してのご参考にしていただくことが目的です。患者さまからのお話や主治医の先生からの資料の範囲で判断をくだすことになり、原則として当院で新たな検査や治療は行いません。ご了承お願いいたします。そのため、主治医の情報提供が必要です。また、セカンドオピニオン外来ではその場で転医をお勧めすることはありません。最初から当院での治療をご希望の場合は、セカンドオピニオン外来の対象となりませんので、一般外来を受診してください。
対象となる方
ご本人の受診が原則ですが、患者さまの状態によっては家族のみの受診も可能です。
対象疾患
精神疾患全般が対象となります。
お受けできない場合
- ご予約外の場合
- 診療情報提供書をお持ちでない場合
- 主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関する相談
- 最初から『転院』を希望されている場合
- 相談内容が当院の専門外である場合
セカンドオピニオン外来の受診について
日時・担当医
相談日は木曜日で、16時から17時、完全予約制です。
相談時間はお一人約30分です。
相談を担当するのは、当院の熊野肇(院長代行副院長)です。
なお、現在治療を受けられている医療機関から特定の担当医師をご紹介される場合には申し出て下さい。
費用
ご本人様ご来院は保険算定致します。
ご家族様のみのご来院またはご本人様ご入院中は、自費の10,800円でごさいます。
ご不明点は、医事課セカンドオピニオン担当までご連絡お願いいたします。
持参して頂くもの
- 【必須】
- 診察情報提供書
- 【症例に応じて必要なもの】
- MRI検査、CT検査のフィルム、血液検査の結果
- 主治医の先生からの情報や検査資料がない場合には、一般的なお話しかできず、有効なセカンドオピニオンは提供できませんので、診療情報提供書を必ずお持ち下さい。
- セカンドオピニオン外来を受診した当日に、当院の一般外来の予約はお取り頂けません。
診療時間(完全予約制)
受付 | 完全予約制 |
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診察 | 毎週木曜 16:00~17:00 |
予約受付時間 | 9:00~16:30(日曜・祝日を除く) |
予約受付電話番号 | 078-924-5489 |
- 完全予約制となりますので、事前にご予約いただいてからお越しください。
- 予約の際、「セカンドオピニオン外来の予約をとりたい」ということを、係の者に必ずお伝えください。
- お問い合わせ、ご予約には料金がかかりません。キャンセルは可能です。
上手にセカンドオピニオンを利用していただくために
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セカンドオピニオンを受ける前に、疑問点をまず主治医に聞いてみましょう。
あなたの病状を最も良く理解しているのは主治医です。セカンドオピニオン医に質問する前に、主治医の意見をきちんと聞いてみましょう。疑問点が明確であれば主治医もはっきり返答しやすいはずです。それをよく理解した上で、その疑問点をはっきりさせるためにセカンドオピニオンを利用するのがより効果的な利用方法です。 -
主治医に申し出ましょう。
説明を受けた上で、他の医師の意見を聞きたい場合には、自分から「セカンドオピニオンを利用したい」と告げましょう。理解した上での利用であれば、多くの主治医は賛成してくれると思います。 -
紹介状と診療情報をもらいましょう。
主治医に紹介状を書いてもらい、必要ならば画像診断、血液検査などの診療情報をもらいましょう。それがなければ、もう一度検査をしなければなりません。また紹介状作成には時間が掛かりますのでいつ頃できるか主治医に確認しておきましょう。 -
受け入れ先に確認しましょう。
受診前に受診する病院に電話をして、受け入れの日時、持参する資料などを確認しましょう。 -
病気の経過と聞きたいことをまとめておきましょう。
これまでの経過や質問事項を、箇条書きで結構ですので、紙に書いて持ってきて頂けたら診察がスムーズになると思います。また聞き忘れなどが減り、疑問点や目的がはっきりするでしょう。 -
疑問があればその場で聞きましょう。
主治医とセカンドオピニオン医と意見が違う場合があります。主治医とセカンドオピニオン医の意見に相違がある場合、その理由を尋ねてください。どちらが正しいと判断出来ないことも多いのですが、それぞれの医師の意見をもとに、ご自分の病気と治療法についてもう一度考えてみることがセカンドオピニオンの意義だと考えています。
曜日別担当医一覧
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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初診・再診 | 16:00~17:00 | 熊野 |