院内感染対策の取り組み
当院では、院内感染対策委員会及び、感染防止対策部門を設置し、院内感染の発生を未然に防止するとともに、感染症（疑いを含む）が発生した場合は、その対応を迅速かつ適切に行っています。
- 院内感染対策委員会では、委員会を月1回開催し、院内感染防止に必要な事項を調査・審議し、適切な対策を企画立案し実施しています。また、重大な院内感染等が発生した場合には、臨時委員会を開催し、職員への周知・関係部署への対応を審議・決定しています。
- 感染防止対策部門では、感染対策の実働部隊として、定期的な患者・環境ラウンドを行い、職員への指導・教育を行っています。また、院内感染発生時には、感染症発生事例についての調査・原因分析・感染防止策の指示を行っています。
- 感染伝播のリスクのある患者及び家族に対して、担当した職員は、誠意をもって、感染性病原体検出の事実と必要な感染対策について説明し、治療に専念します。更に、感染拡大防止のための教育・指導を感染防止対策部門と共に行います。
- 職員の院内感染に対する意識を高め、感染防止対策を実施するうえでの技能の向上等を図るため、院内感染対策研修会を年2回以上行っています。
- 保健所や近隣病院等と様々な連携を通じて県内外の感染症情報を共有し、協力体制を構築しています。
- 新興感染症等への対応に関しては、都道府県等の要請を受けて感染症患者または疑いのある患者を受け入れる体制を感染対策連携医療機関と協働し構築しています。
