耳寄りな話
皆さまは『3月3日』と言えば何を思い浮かべますか?『ひな祭り』と考えた人が多いと思いますが、実はこの日は『耳の日』として制定されているのを御存知でしょうか?単なる語呂合わせの意味合いも強いのですが、今回は普段あまり考える機会のない耳の心理学について話そうと思います。
もしあなたが相手に話す言葉を正確に記憶し、適切に対応したいと思うなら右耳を傾けると良いかもしれません。右耳で聞いた事は左脳へと情報が運ばれるのですが、左脳は『計算、言葉、記憶』を担う働きをしているからです。もしあなたが電話対応をしている時に上手く考えがまとまらないと感じた場合は。右耳に持ち直して聞くようにすると整理しやすいかもしれません。
もしあなたに謝罪したい相手がいるなら、相手の左耳側から声をかけるといいかもしれません。左耳で聞いた事が右脳へと情報が運ばれるのですが、右脳は『創造性、感情』を担う働きをしているからです。感情に直接働きかける効果があるので、相手の心を揺さぶるような謝罪が上手くいくかもしれません。
自分が発信する言葉や相手から受け取る言葉の内容は一緒なのに、それを聞く耳の違いが様々な影響を与えるのは面白いですね。上手くいかないと感じた時は情報の伝え方や受け取り方を見直すと効果的かもしれませんね。