ディベート(リワークデイケア)
こんにちは リワークデイケアからお届けします。
早速ですが皆さんは、『ディベート』というものをご存知でしょうか。
ディベートとは、あるテーマの是非について肯定側、否定側に分かれ、
決められた持ち時間内で第三者(ジャッジする人)を説得する試合として行われます。
試合ですので勝ち負けがあり、第三者をより説得した方が勝ちという事になります。
全日本ディベート連盟もあり、一見難しそうな内容と思われがちですが、
小学校の教材から社会人の新人研修等、幅広く採り入れられているようです。
さて、どうしてリワークデイケアでこのディベートをしているかという事ですが、
皆さんは日常生活の中で、「こうに決まっている!」という、
理由は探してみると結構曖昧なんですが、何となく決めつけている事柄はないですか?
又そういう自身のいわゆる“根拠のない勝手な”決めつけでしんどくなったり、
損をしている事はありませんか?
ディベートをすると、物事の本質を認識した上で、筋道を立てて論理的に考える事が出来ます。
そうすると、なんとなくしんどいな嫌だなと思っていた事も、
よく考えてみると案外そう思う理由がなかったりすることもあります。
また、自分の意見とは異なる立場に立つ場合もあるので、
今まで“こうに違いない”と決めつけていた事に対して、
「あれ?こんな考えもあったかも?」と
思ってもみない角度からも物事を見ることが出来るようになります。
そしてそれを他の人に伝え、
相手がそれを受け入れた時の嬉しさや、勿論自分の考えの幅が拡がる感覚を味わえます。
大なり小なりありますが、日常生活は“選択”の連続です。
物事を色々な方向から多面的にみる視点を養うことは、
選択を楽にし生きやすさにもつながるかと思います。
現在リワークでは、月2回本来のディベートとは少しアレンジして提供させて頂いています。
ついつい熱が入り、感情論になってしまう事も多々ありますが、
メンバーさん、それにめげないで、参加して下さっています!
皆さんこれからも一緒に頑張りましょう!!