心理室ブログ

心も体も柔軟に

 9月に入っても残暑が厳しいですね。今年の夏は台風や異常気象が多く、皆さまも対応に苦労したのではないでしょうか?ところで皆さまは『何となくそんな感じがする』というイメージを抱いた事がありますか?例えば「大阪の人はおしゃべり」「A型の人は几帳面」「日本人は勤勉」などが挙げられます。実はこのイメージは心理学に深く関係した問題であり、今回はその件で話をさせていただきます。

 

 上記に挙げたイメージは「ステレオタイプ」という言葉で説明できます。ステレオタイプとは、社会や集団の中に当たり前のように浸透している先入観、型にはまった物事の見方、思い込み、認識、などを意味します。以下に代表的なタイプをいくつか示しておきます。

 

①地域=上記の「大阪の人はおしゃべり」というイメージが当たります。よく比較されるのは東京と大阪の地域性でしょうか。逆に「東京の人は冷たい」と言われる事もあると思います。

 

②血液型=「A型の人は几帳面」「B型の人はマイペース」などが有名ですね。何の科学的根拠もないのですが、言われるとなぜかそんな気がしてしまいますよね。

 

③人種・国籍=「日本人は勤勉」というイメージは「過労死」などの問題にも関係している気がします。中には怠け者の日本人もいるはずなのですが、なぜか国全体でイメージが決まってしまうわけです。

 

 ステレオタイプは、情報を型にはめて考える事で効率的に物事を整理する事に役立っています。ただ、情報をかなり単純化しているので、その対象が本来持っている性質や独自性を無視する危険性が高まるという欠点もあります。ステレオタイプの影響を完全になくす事は難しいですが、ふとした時に目の前の相手をよく見直すことで誤解やすれ違いを減らすことはできるかもしれませんね。

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