作業療法プログラムの紹介(サラモーレ病棟の創作活動)
作業療法室では、入院中の患者様に対し、様々なプログラムを提供させて頂いています。
今回は、サラモーレ病棟のプログラムについて紹介したいと思います。
サラモーレでも本館と同じように、創作活動と学習プログラムを主軸に、リハビリを提供させていただいています。
サラモーレでの学習プログラムは本館とは違い、「生活」、「睡眠」、「栄養」などを行っています。
詳しくは、また別の機会に紹介させて頂くとして、今回は創作活動を紹介させて頂きます。
脳のトレーニング・・・略して「脳トレ」では、難しい計算問題や、間違い探し、文字を使ったクイズなどを行っています。
毎日、しっかり頭を使うってことが大切ですね!
パズルもして頂いています。
図形などの構成能力や手指の巧緻性が必要で、パズルの小さなピースではなかなか難しい作業です。
こちらでは、お花紙を丸めて頂いています。
丸めた紙を台紙に張り付けて、季節の図柄を作っていただいています。
なかなか集中力と根気、そしてこちらも手指の巧緻性が必要な作業!
サラモーレでは、患者様のレベルに応じた簡単な(患者様には少し難しいですが・・・)作業から、一般的にも難しいくらいのレベルまで行っています。
大人数の集団レクだけではなく、小グループの個別性を重視した作業内容です。
日中することが無く病室にいた方も、興味が持てる作業をしていただくことで活気が出てきます。
そして、ダラダラと過ごしてしまっていた日々にも生活のリズムが出てきます。
このように、高齢の方の特徴を理解したスタッフがリハビリを提供させて頂いています。