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他人の不幸は何の味?

 4月になり新年度が始まりました。この時期は職場の人事異動、昇進、降格、など自身や周囲の環境が大きく変わりやすい時期だと思われます。例えば皆さまはライバル視していた同僚が急に出世し、自分の上司に変わったらどう思いますか?何となく心の中にもやもやした気持ちを抱え込み、その同僚が失敗した話を聞くと『良い気味だ』と喜んでしまう事はありませんか?今回はそんな気持ちを抱く仕組みについてお話させていただきます。

 

 上述した『他人の不幸を喜ぶ感情』はドイツ語で『シャーデンフロイデ』という心理学用語がつけられています。この感情は多かれ少なかれ誰もが持ち合わせているものであり、心理学の世界でも研究されてきました。しかしこの感情が人間にとって有益であるか害悪であるかはまだ定まっておらず、人の心理の複雑さがよく示されていると言えます。

 

 アメリカの心理学者の研究ではシャーデンフロイデの根底には、他者を人間として扱わない態度、すなわち『非人間化』という現象が関係しているとされます。その一方で、他者への共感を人間らしい感情として他者に示す行為は私たちをシャーデンフロイデから遠ざけてくれると述べています。相手を一人の人間と認めて関わる事が自身の心の豊かさにつながるというのは面白い研究結果ですね。『他人をこんな風に悪く思ってしまうなんて嫌だ』と思われる方は参考にしてみて下さい。

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