リワークデイケア、プログラムの紹介
リワークデイケアでは心理教育を中心に、プログラムに取り組んでいます。
今回は簡単に、プログラムの一部を紹介させていただきます。
○SST
社会生活技能訓練などとも呼ばれることがあり,認知行動療法と社会学習理論を基盤にしたものです。役割を演じることによりコミュニケーションの仕方を具体的に学んでいます。
○アサーション
コミュニケーションスキルの1つで、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己表現のことです。相互理解を深めるための手法の紹介をさせていただいています。
○ディベート
異なる立場に分かれ討論する中でどんなやり方にもメリットとデメリットがあることを学んでいます。
○CBGT/OTプログラム
考え方・捉え方のクセを自覚するところから始め、みんなで種々の考え方を出しつつ、その幅を広げて、”気分を楽にする方法”を講義を中心に行っています。
○WRAP
注意サインやしんどくなった時の対処法等をあらかじめ準備しておき、日々のセルフコントロールにつなげがるよう各自冊子を作成します。
冊子の見本です
○テーマトーク
様々なテーマで意見交換を行い、捉え方の幅を広げることに役立てています。
○ワーク
学んだ内容を活かして仕事やうつの振返りを行い、再発せずに仕事を続ける自信を深めています。月に一度は発表の場を設けています。
○コンセンサスゲーム
課題についてみんなで意見を出し合って合意に至ることで、グループで考える効果を実感します。集団内での主張の仕方も学んでいます。
10月からも新しく「エゴグラム」や「薬について」など新しいプログラムに取り組む予定です。
目玉プログラムは、修了者様からの講習会になっています。実際に復職された方の生の声が聴ける貴重なプログラムとなっております。
これからも様々な視点からのアプローチに取り組みたいと思っております。
10月カレンダー(←ここをクリックしても見れます。)