こころの医療を語る会
9月18日(木曜日)、
明石こころのホスピタル新病棟がオープンして、はじめての講演会がありました。
題して、『こころの医療を語る会』です。
当院からは、平野診療部長、脇坂事務次長が発表し、
外部からも、高知大学医学部、下寺准教授。
中山神経内科、中山院長をお招きしてのたっぷり2時間、盛大な講演会となりました。
どの演者の講演も、興味深く勉強になることばかりでした。
特別講演、下寺先生の『統合失調症の心理社会的治療~有効な心理教育について』では、
統合失調症の方のことだけでなく、うつ病の方のこともたくさんお話を聞かせていただきました。
日頃、うつ病患者さんのリワークデイケアで、心理教育をプログラムに多く組み込み、
行ってきたわたしたちにとっては『うつ病の方には特に心理教育が有効』と言っておられたことに、
非常に勇気付けられました。
『映像媒体による入力が効果的なこと』
『一方向からでなく、双方向に質問やその人に合った解決方法を示すことが大事』
『心理教育の効果はそのとき出なくても後で必ず出るもの』
『本人だけでなく、家族の理解を深めることが大事。家族・支援者も含めた心理教育が必要』
といった大事なことをいろいろ教えてくださいました。
リワークデイケアでも、今後の心理教育プログラムに生かしていきたいと思います。
本当に勉強になりました。下寺先生、中山先生ありがとうございました。
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