心理室ブログ

目は口ほどに物を言う

 先月は夏が戻ってきたような暑さになったかと思えば、一転して急激な冷え込みがおとずれるという大変な気候でしたね。皆さまが体調を崩すことなく元気に過ごせていれば幸いです。

 皆さまは最近『嘘』に振り回されたという経験はありませんか?「嘘も方便」という言葉があるように決して悪い面だけではありませんが、やはり嘘をつかれると気分を害す人も多いと思います。そこで今回は『嘘』に関して少し考えを深めていければと思っております。

 

 一般的に人は嘘をつく際に何らかのサインを出していると言われます。例えば『嘘をついている人は視線をそらす』というのはよく耳にする話なので、過去にそれで嘘を見抜いたという人もおられるかもしれません。ただ、視線を合わせないからといってすぐに嘘だと決めつけるのは少々危険とも言えます。

 人の目の動きは脳と連動しており、頭の中で考えている内容によって一定の方向へ視線を動かす傾向があります。以下がその通りです。

 

①左上を見る(視覚形成)      未体験の事柄を想像する時

②右上を見る(視覚記憶)      過去の体験や記憶を呼び出している時

③左を見る(聴覚形成)        聞いたことのない音を想像する時

④右を見る(聴覚記憶)        会話や記憶にある音を思い起こす時

⑤左下を見る(嗅覚、味覚、感覚) 身体の変化や感覚に注意を向けている時

⑥右下を見る(内在的な言葉)   自身への問いかけや独り言をする時

 

 上記は自分を起点にして向かい合った人が向く方向を示しています。自分自身に当てはめる場合、あるいは左利きの人の場合は左右が逆になるのでご注意ください。また、万人に当てはまるというわけでもありませんのでその点もご了承ください。

 実際に話をしている時に相手の視線の向きまで考えるのは骨が折れそうですが、上手く活用できれば嘘を見抜く確率が上がるかもしれませんね。実は視線の動き以外にも嘘に関連するサインは数多くあります。評判が良ければ次回に続くかもしれませんのでご期待下さい。

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