理学療法士の特徴
精神科における理学療法は、一般的な「運動療法」を中心としたリハビリテーションではなく、患者様の精神状態や疾患の特性を理解した上での関わりが特に必要となってきます。「心と体のつながり」を考え、精神科の作業療法士や病棟スタッフ、心理士と共に身体・精神両面の評価を行いながら入院中のリハビリを提供します。
理学療法士の業務内容
運動機能・能力が低下した患者様に対し起居動作から歩行練習、また、退院後の生活環境にあった移動手段の検討などを行います。年齢層も若い方から高齢の方まで幅広い年代の方の練習を行い、必要があれば退院前に自宅へ出向き環境設定や動作指導なども行います。
研修・教育体制
入職後より担当させていただく患者様を徐々に増やし、患者様とのコミュニケーション能力や身体機能の評価の経験を積んでいきます。新人では、体の触り方、力の入れ方、声のかけ方などの基礎的な部分から教育を始めます。また、症例検討を行い、「どのように考えたか」「なぜそうなったのか」など自分で考えることができるスタッフ教育を行っています。
インタビュー
当院を選んだきっかけ
別の病院で仕事をしていた時に、体の運動機能が回復していく過程において、本人の精神状態が回復に大きな影響を及ぼす場面をよく見かけ、精神面のリハビリも身体同様に大切だと感じ両方からアプローチがしたいと考えるようになりました。その時にちょうど当院で理学療法士を募集していたので応募しました。
仕事のやりがいについて
精神面、身体面共に機能低下している患者さんに、両方面から様々な職種がアプローチをし、治療を行っている病院ですので毎日新しい発見があります。そして、退院前に患者さんが笑顔になっていくとやりがいを感じます。
職場の雰囲気について
どの職種のスタッフも明るく楽しく仕事をされていますので、仕事中も情報交換などが行いやすく活気がある職場です。
精神科の魅力
心(精神面)と体(身体面)は繋がっており、どちらかがうまく働かなくなると体全体の調子を崩してしまいます。当院ではどちらの面からもアプローチしていますので、心と体のつながりを考えたリハビリが展開できます。多職種と一緒に試行錯誤しながら治療方法を考え、それが成功した時には、苦労した分嬉しさは倍増です。
将来のキャリアプラン、目標について
精神科では食生活の乱れや運動不足から糖尿病にかかっている患者さんがたくさんいます。また、摂食障害の方では体力面の低下や、うつ病では活動性の低下があり、精神疾患の二次的障害が多く見られます。その方々に対し運動や体操により身体面から患者を支え、生き生きとした生活が送れるようサポートしていきたいと考えています。
就職を希望する方へメッセージ
精神科で働く理学療法士はまだまだ少ないですが、精神と身体のつながりを考えたリハビリは自分の視野が広がり、さらに成長できる職場です。ぜひ一緒に働きましょう!
募集要項
採用条件
募集人数 | 現在募集しておりません |
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応募資格 | 理学療法士免許保持者で健康な方 |
応募書類
選考日・会場 | 書類選考後、日時をご連絡いたします |
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試験内容 | 面接試験 |
応募方法 | エントリー後、履歴書をお送りください |
書類提出先 | 〒673-0044 兵庫県明石市藤江1315 明石こころのホスピタル採用担当 |
お問い合わせ先 | TEL:078-923-0877 E-mail:recruit@akashihp.com |
待遇
勤務地 | 明石こころのホスピタル |
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給与 | 詳細は面接にて |
勤務時間 | 8:45~17:15 配属先により遅出10:30~19:00勤務あり |
休日 | 月休10日制(2月は8日) 別途夏期休暇、年末休暇、年始休暇あり |
手当 | 交通費全額支給、住宅手当(賃貸のみ)、家族手当 |
社会保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
その他福利厚生 | 退職金制度・再雇用制度・修学資金制度・健康診断・保育所優先利用・レストラン・忘年会・レクリエーション |