心理室ブログ

だから歩いていきましょう

 新年度が始まりましたね。入学や就職で新しい環境に変わった人も多いのではないでしょうか? 自分の置かれた環境に変化が生じると、大なり小なり人は戸惑うと思います。上手くいかない事が続くと『自分は不幸だ』と感じて余計にしんどくなってしまうかもしれません。そこで今回は『幸せ』について話そうと思います。

 

 皆さまの体内に『幸せホルモン』と呼ばれる物質が存在しているのはご存知ですか?これは神経と神経の間に分泌されて情報を連絡する体内物質の事であり、その一つが『オキシトシン』と呼ばれています。

 オキシトシンには人間関係を円滑にする作用があります。オキシトシンが正常に分泌されると、『誰かのために何かをしたい』といった気持ちが芽生え、社交的になって相手との距離を深めようと努力する事ができます。

 

 オキシトシンを正常に分泌させるには難しい知識も技法もいりません。人と触れ合う事で自然に分泌されるからです。心許せる身近な人とスキンシップをとる事で自分だけでなく、相手にもオキシトシンが分泌されるのでまさに一石二鳥の方法とも言えます。

 

 その一方で、いきなり人と触れ合うのは気が引けるという方もいると思います。そんな方々は、感情を素直に出す、感動するような体験をする。相手を褒める、動物と触れ合う、といった行為でも効果があると言われているので一度試してみて下さい。

 

 自分の幸せが体内のホルモンに左右されているのは不思議な感じがしますね。有名な歌の歌詞に『幸せは歩いてこない』とあるように、周りと比べて不幸だと感じるのではなく、自分ができる事から始めるのが幸せの近道なのかもしれませんね。

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